マツダ アクセラがマイナーモデルチェンジ。アクセラの強みといえるドライビングパフォーマンスを強化するとともに、デザインのリフレッシュ&強化、さらには質感の向上など、市場からの要望への対応を行い、よりスポーティにその個性を強化。さらにハイパフォーマンスモデル「マツダ
スピード アクセラ」をアクセラのフラッグシップモデルとして設定。スポーツコンパクトの新たなる価値観を追及したラインナップとした。
●アクセラ スポーツ/アクセラ
Newアクセラのエクステリアは、フロントグリル、フロント大型エアロバンパー、フロントフォグランプ、サイドアンダースポイラー、リア大型エアロバンパー、リアルーフスポイラー(LEDハイマウントストップランプ内臓)を変更。また5ドアの「アクセラスポーツ」と4ドアの「アクセラ」の2つのボディスタイルそれぞれ個性を強調した。
アクセラスポーツは軽快感とスポーティを強調。アルミホイールのデザインを15インチ(20C)、16インチ(20S)、17インチ(23S)ともに一新。23Sと20Sではボディ同色のスポーティグリルを力強い1本バーデザインとするなど、スポーティで若々しいハッチバックモデルの個性を際立たせている。
アクセラは、よりモダンで高級感を感じさせる方向へ。前後バンパーにボリュームを加えて力強さを与えるとともに、フロントグリルにはメッキバーをあしらい、高い質感を表現。20Sは、若い人へ向けてスタビリティ感を強調したデザインへと変更した。
新型アクセラは登場以来、高い評価を受けている運動性をより強化するとともに、燃費の改善や乗り心地、静粛性をさらに向上させることを目指した。2.3Lエンジンと2.0Lエンジンには電子制御5速AT(アクティブマチック)を採用。とくに23S/20Sには、新しくステリングスイッチも採用し、シフトチェンジの楽しさが加えられている。
MZR2.0Lエンジンには、S-VT(シーケンシャル・バルブタイミング)を新たに採用し、運転状況に応じて吸気バルブの作動タイミングを常に最適制御。高い充填効率を達成し、全回転域でトルクフルな走りを実現。MZR1.5Lエンジンは、S-VTのバルブタイミングを見直し、高回転域を犠牲にすることなく低回転域で高い充填効果を達成。低回転域のトルクを改善した。さらにボディ剛性の強化、サスペンションチューニングで路面追従性を向上した。
またグレード体系の見直しを図り、23S(スポーツ/4ドア)のMT車を廃止。4ドアモデルでは2.3Lモデルをラインナップから落とした。このほか、4WDの20Fを新設定した。
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