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BMW 335iクーペ DCT 試乗レポート

BMW 335iクーペ DCT 試乗レポート

実はエコなトランスミッション・DCT

BMW 335iクーペ DCT シフト
エンジン回転数を上げなくても太いトルクを発揮できる335iのパラレルツインターボエンジンとの相性は非常に良い。エンジンとよりダイレクトにつながっているから、100rpmちょっとの低い回転数でもエンジンが発揮する力をそのまま駆動輪に伝えられるからだ。

ターボエンジンの特性は、回転がある程度ラフに上昇した方がターボが効きやすい特性を持っているが、335iの直列6気筒3リッターエンジンは、1,2,3気筒と4,5,6気筒をそれぞれ別の小さなタービンが担当しているから、ターボラグをほとんど感じない。だからダイレクトにつながるダブルクラッチ式でも相性が良いのだ。

7シリーズや5シリーズ、6シリーズ、X5、X6と同じように335iもシフトバイワイヤーになったことで、シフト操作は手首のスナップを利かせるように短いストロークで操作できる。さらに駐車してエンジンを止めるときにも、ギヤが入っていてもそのままエンジンをオフにすれば自動的にPレンジに入れてくれる。ここでも無駄な燃料を使わないで済むからエコな運転ができる。

335iクーペとカブリオレにはマイナーチェンジ後は新しいiDriveが装着されている。これまでよりiDriveビギナーにも判りやすいように解説が表示されるようになった。イチバンの特徴はモニター画面がきれいになったことで、きめの細かいより美しい画像でナビを見ることができる。

BMWの最新技術を満載した335iクーペは、そのカッコよさにさらに磨きをかけた感じだ。
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335iクーペ DCTの3つのポイント

BMW 335iクーペ DCT 自動車カタログ
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