308SWはやはり使い勝手が魅力的 |
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308SWの特徴は、何と言っても個性的なデザインとプジョーならでは乗り心地にある。
外観デザインは最近のプジョーに共通したフロントグリルが大きく口を開けた感じのアグレッシブなデザインで、ちょっと迫力がありすぎるのではないかと思うが、ヨーロッパの高速道路で一定以上の存在感を示すためにはこれくらいの迫力が必要なのだろう。
乗り心地の良さはプジョーらしさを象徴するもので、少々荒れた路面でも簡単にいなして快適な乗り心地が確保される。この快適性の高さはプジョーならではだ。
さらに308SWでは使い勝手のよさもポイント。イザというときには7人が乗れるシート配置を持ち、それを2人乗りにしたときには1700Lを超えるラゲッジスペースになる。この自在な使い勝手は高く評価される。
DOHCターボのエンジンはトルクフルで滑らかな実力を発揮するが、4速ATとの組み合わせとなる点はやや不満。早期にATの多段化を期待しておきたい。
価格設定はやや高めだが、その分だけ装備の充実度も高い。最新の安全装備が盛り込まれているだけでなく、快適装備のレベルも高い。ベースグレードがプレミアムとされるのも十分に納得できる装備の充実度だ。
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プジョー 308SW 新車価格: 339〜389万円 |
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