床下シート収納で最大4500Lの空間が生まれる |
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外観デザインはいかにも堂々としたものだが、フロント回りの雰囲気はクライスラーのヒットモデルである300Cを連想させるようなところがある。それもそのはず、300Cを担当したデザイナーがグランドボイジャーも担当したそうで、300Cと同様に存在感や力強さ、革新性などを意識してデザインしたという。ガラス面積の大きな外観がグランドボイジャーの特徴だ。
全長が35mm、ホイールベースが50mm延長されたことで室内空間は一段と広くなった。パッケージングの進化と合わせて寸法的にも前席で44mm、後席では146mmも足元スペースが拡大されている。シート配置は2-2-3の7人乗り。2列目の独立したキャプテンシートに座ると本当にゆったりできる。
グランドボイジャーの使い勝手を象徴する機構としてStow'n Go(2列・3列目床下収納)シートシステムがある。これは2〜3列目のシートを床下に収納してフラットなスペースを作るもので、最大では4500Lの空間が生まれるというから、半端ではない。2列目のシートは手動で格納するが、リミテッドでは3列目のシートが電動格納式になるため、容易にフラットなスペースを作れる。
リミテッドでは他に、HDDナビ、レザーシート、メモリー付きパワーシートなどが標準で、大型のパワーガラスサンルーフがオプション設定されている。
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クライスラー グランドボイジャー 新車価格:461〜546万円 |
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