ウッドパネルをふんだんに使用して品格あるインテリアを実現し、搭乗者に心地よい緊張感と安らぎを提供してくれる、洗練された大人のための高級セダン『ティアナ』が03年2月3日より発売される。
ネイティブアメリカンの言葉で『夜明け』を意味するティアナの最大の特徴は、「もてなし」や「匠(たくみ)」をテーマとして、高級家具のような質感、存在感のある室内空間を演出。また、助手席にはパワーオットマン機構を搭載し乗員に対するもてなしの心が表れている。
木目調パネルと併せて高級感をより引き立てているのが、センタークラスターの隙間。組み付け精度の向上により、わずか0.3mmに抑えられている。細かな部分から質感の向上に努めている姿勢がうかがえる。
キリッと凛々しいフロントマスクを筆頭に、スタイリッシュで魅力的なプロポーションを加速させるパワーユニットには、実用域のトルクにこだわった新開発のVQ23DEとVQ35DE、4WD車にはQR25DEエンジンが搭載される。VQ35DEを搭載するモデルには世界初の大排気量FF用エクストロニックCVTが組み合わされ、滑らかで豊かな走りを実現している。
セフィーロやローレルの後継となるティアナは、中国をはじめとしたアジア地域においても販売されるという。日産のLクラスセダンの世界戦略を担うこのクルマ。まずは国内での動向に注目していきたい。
ティアナ プレミアムレビュー |
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