三菱自動車は11日、コンパクトカー「COLT(コルト)」を発表。11月16日より全国のギャラン系及びカープラザ系販売会社より販売する。
「コルト」は、三菱自動車がダイムラークライスラー社とプラットフォームを共有する最初のクルマであり、三菱自動車の新しいデザイン・アイデンティティを具現化した最初のクルマでもある。スリーダイヤモンドを大きく配したフロントマスクに、三菱の意欲が感じられる。エクステリアは、「シック&スポーティ」がコンセプト。フロントバンパーからルーフ後端まで、流れるようなラインの「ワンモーションフォルム」が、今にも走り出しそうな躍動感とひと目でコルトとわかる存在感を表現。質感と心地よさにこだわったインテリアは、明るくクリーンな印象の「ウォーム内装(ブラウン/ベージュ2トーン)」スポーティな雰囲気をもつ「クール内装(グレーモノトーン)」の2種類が設定される。前席サイドウォークスルーを採用するなど、使い勝手も追求されている。
エンジンは、新開発1.3Lエンジンと1.5Lエンジンの2種類が用意され、CVTと組み合わされる。10・15モード燃費では20km/Lの低燃費を達成。同時に「超-低排出ガス」の認定を取得、2010年燃費基準のクリアとあわせ、全車グリーン税制の恩典対象となる。
また「カスタマーフリーチョイス」システムを導入し、ユーザーがライフスタイルや好みに応じて、エンジンやシート形状、内外装色などを自由に選ぶこともできる。
すでに各メーカーが激戦を繰り広げているコンパクトカー市場に、三菱が満を持して投入した「コルト」は、目の肥えたユーザーを引き付けることができるだろうか。
コルト プレミアムレビュー |
|
|