ダイハツ ブーン・ルミナス 試乗レポート
甲乙つけがたい室内空間と居住性
しかも、室内は身長170cmの自分ならきっちり7人乗れる。フリードより背が低いためもあり、サードシートは薄く床が高めだが、年に2〜3度しか使わないならこれでいい。ワンタッチで畳めてワゴン顔負けのラゲッジスペースを生み出せるのだから。セカンドシートは後ろまでスライドさせれば足が組めるほど。フロントシートの形状や角度は適切で、1時間以上走りっぱなしでもまったく疲れなかった。
もっとも、この快適性はシート以外による部分も大きい。ルミナスのホイールベースは2,750mmと、プレミオ/アリオンより長い。1.5L以下ではたぶん世界一だ。これがクラスを超えたゆったり周期の乗り心地を生み出している。しかもボディの剛性感は文句ない。サスペンションは硬めだがジワッとショックを吸収してくれる。高速道路では、ステアリングの座りは並みのレベルながら、このロングホイールベースのおかげで直進性は安定していた。
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ダイハツ ブーンルミナス 4つのポイント
