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さらにスタイリッシュになったローデストモデル |
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一方、ローデストはエアロパーツを用いたデコレーティブなイメージだ。“ローデストT”と“ローデストG”の2グレードで迎える。
特徴は、標準モデルのクリアグリルに対し、こちらは艶やかなメッキ加工を施した、少々“ワル”顔タイプを採用している。
バンパー下にはフォグランプや専用エアロパーツ、専用インパネ、専用アルミホイール等も装備しており、重厚感を表現しているのが特徴。フロントエアダムとサイドエアダムが個性的なブリスターフェンダーの形状を一層際立たせることでボディのワイド感を演出しており、さらに、リヤルーフスポイラーやマフラーカッターなどの専用装備もプラスして、シャープな走りを連想させつつ、力強く迫力ある外観に仕上げている。
インテリアに関してもブラック基調のインパネとシルバー色のセンターパネルをアクセントにして、モダンで上質な雰囲気を演出しているのに対し、ローデストはブラックインテリアに同色ながら、異素材の光沢を放つブラックメタリックのセンターパネルを組み合わせることで、さらに上質なインテリアを見せる。
軽快スムーズのNAと、パワフルビート響かすターボの走り
新型トッポには2種類のエンジンを用意している。一つは、S・M・Gの3つのグレードに搭載される660cc SOHC 12V 3気筒の自然吸気型NAエンジン(最高出力50PS 最大トルク6.3kgm)、もう一つは、Tグレードに搭載される660cc SOHC 12V 3気筒のインタークーラー付ターボエンジン(最高出力64PS 最大トルク9.5kgm)である。
eKシリーズで実績のある3G83型エンジンを改良することによって、燃費性能も向上させたとしている。トランスミッションはSグレードに3ATを、その他のグレードには4ATを用意している。
ボディー構成は、こちらもeKシリーズで採用されているプラットフォームをベースとしている。
これは、衝突安全強化ボディRISEによる衝撃吸収構造と、高剛性キャビンによって高い安全性を生み出す。サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リヤにトルクアーム式リンクリジットとしたうえで、車高が高いボディでも安定した走りができるよう改良を施しているという。その結果、旋回中のロール高を全高が130mm低いeKワゴン並みとすることで、背の高いクルマで不安定になりがちなコーナリングでも優れた操縦安定性が得られるのだ。
走りもユーティリティも一新、完璧装備の三菱トッポ。後発トールボーイ軽自動車にどう打ち勝つのか?新たな軽自動車戦争の行方はいかに。
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