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ザフィーラに与えられたスバルの”味”。 |
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ザフィーラの1.8Lのエンジンに対してトラヴィックが2.2Lのエンジンを搭載したことは、日本の道路事情を考えると、魅力的な点だ。
実際にトラヴィックを運転してみると、実に自然な感覚で運転できることに気が付く。たしかにインテリアはザフィーラのデザインだし、乗り心地はドイツ車風である。それでも、あらゆる道路状況でトラヴィックに見合った動力が、自分のアクセル操作のままに何の違和感も無く発揮されると、もはや輸入車という印象は薄れていくのだ。そこにあるのは、スバルの心地よさである。
トラヴィックには標準車、Lパッケージ、Sパッケージの3つのバリエーションがあるが、その中で一番スバルらしいのがSパッケージ。
タイヤがインチアップされ、ダンパーの減衰力が上げられているというが、それによる悪影響は感じられなかった。
一方の標準とLパッケージの印象も、かなり良いものであった。乗り心地に振り、オリジナルのザフィーラより柔らかめの設定というが、スピードを上げていったときの安定性は、直進のみならずコーナリングでも高い水準にあり、安心感を持ってステアリングを切り込んでいける。
さて、どちらを選ぶか迷うところだ。個人的にはSパッケージのサスペンションが、まさにスバルらしく魅力的に見える。 |
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編集協力:モーターマガジン誌 |
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主要諸元 |
トラヴィック Sパッケージ
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全長×全幅×全高(mm) |
4315×1740×1630 |
ホイールベース (mm) |
2695 |
車両重量(kg) |
1460 |
エンジン型式 |
Z22 |
総排気量 (cc) |
2198 |
最高出力(SAE NET)
(kW[ps]/rpm) |
108(147)/5800 |
最大トルク(SAE NET)
(N・m[kg-m]/rpm) |
203(20.7)/4000 |
燃料タンク容量(L) |
無鉛レギュラー58 |
10・15モード燃費(km/L) |
10 |
サスペンション(F/R) |
ストラット/トレーリングアーム
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タイヤサイズ |
195/65R15 91H |
価格(万円) |
224 |
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