BMWの新たなエレガント・スタイルを提案 |
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まずパッと見のエクステリアは、良い意味でも悪い意味でも、どこから見てもスポーティなBMWである。しかし、真横から見ると、ずいぶんと伸びやかさのある、カブリオレらしいスタイルに仕上がっているのがわかる。
その見た目通り、室内がかなり広いのがまた特徴とも言えるのだ。
フロントセクションは言うまでもないが、後席も大人がきちんと座れるスペースが確保されているのである。あまりのロングドライブは少々キツイかもしれないが、エマージェンシーとしての機能性は充分で、コンパクトカブリオレモデルとしては、かなりの広さをキープしていると言って良い。
またインテリアの雰囲気がなかなか良いセンスを突いている。
BMWのインパネ類はドライバー側に傾けられていて、いかにもコクピットという感じのデザインが多いのだが、120iはほぼ左右均等といった感じで、エレガントさとゆとりを感じさせるものとなっている。基本スタイルを変えない雰囲気作りは、実に上手い。
また、最近のカブリオレモデルは、Aピラーがかなり寝ていて、そのうえ尺が長めに取られているものが多く、開放感が足りないと感じるものが多い。しかし120iはAピラーが短めで、乗員からの距離がある程度稼げている為、非常に開放感を有しており、この部分は長所と言って良いだろう。
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/ 【2】エクステリア・インテリア /
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