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ついつい遠出をしたくなる、フレンドリーなカブリオレ。 |
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日本に導入された206CCは、最近206に搭載されるようになった1.6Lエンジンのみのモノ・グレードである。オープン化とそれに伴うボディ剛性の補強で、車重は120kgほど増えているが、そこそこスポーティに走れるパワーがある。
重量増に対してサスペンションも強化され、タイヤ・サイズも上げられている。もっともそんなに目を吊り上げて走る類いのクルマでないことは言うまでもない。装着されていたコンチネンタル製のプレミアム・コンタクトという195/55R15サイズのタイヤとの組み合わせでは、低速でハーシュネスを多少感じさせたが、ある程度以上の速度域になればサイズからは想像もつかない程のフラットな挙動を示した。
だが、右ハンドル化の弊害かどうか、日本には206の左ハンドル車が輸入されていないので解らないが、個人的にはブレーキのタッチが心許ない。ただ、もちろん止まることには不足はないが。
CCはレザー・トリムのインテリアが組み合わされて、206シリーズ中の最上級の仕様となる。プジョー・ジャポンが設定した価格はリーズナブルな275万円。プジョーの日本における価格設定にはかなり努力が見られ、そうしたことが日本でのプジョー人気を支えているのだろう。そしてその人気を維持するためにも、更なるディーラー網の整備が待たれるところである。
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編集協力:モーターマガジン誌 |
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主要諸元 |
206CC |
全長×全幅×全高(mm) |
3810×1675×1380 |
ホイールベース (mm) |
2440 |
車両重量(kg) |
1210 |
エンジン型式 |
TU5JP |
総排気量 (cc) |
1587 |
最高出力(SAE NET)
(kW[ps]/rpm) |
80(108)/5800 |
最大トルク(SAE NET)
(N・m[kg-m]/rpm) |
147(15.0)/4000 |
燃料タンク容量(L) |
無鉛プレミアム50 |
サスペンション(F/R) |
ストラット/トレーリングアーム
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タイヤサイズ |
195/55R15 85H |
価格(万円)※消費税込 |
292.9 |
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