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非舗装路の走破性を備えるボルボ クロスカントリー、アウディ オールロードがライバルだ。 |
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最低地上高を40mmあげ、18インチのオールシーズンタイヤを履くAR-X FOURは、SUVのテイストを加味したステージアの新グレード。専用のフロントバンパー、オーバーフェンダー、シルプロテクターを装着することでタフなイメージを演出しているが、実際にはオフロード走行での石跳ねなどからボディを守るのが狙いだ。
ブラック/タンの2トーンのインテリアはAR-Xだけに与えられたカラー。シリーズで最も高い356万円の価格に設定されているだけあって質感の高さが伺える。このクルマに選ばれたエンジンは、V6らしい気持ちいい吹き上がりが身上の2.5Lターボ。加速感は滑らかで、奏でるターボ音ほど唐突に過給は行なわれない。206kwのハイパワーの割には扱いやすさを持ち合わせているのだ。ただしラフなアクセル操作に対しては、反応が良すぎるのかギクシャク感を伴う。
スノーシンクロモード付アテーサE-TS、ビスカス4WD、電動スーパーハイキャスを組み込む足回りは、基本的にはマルチリンクらしいしなやかなフットワークを見せてくれる。けれどもコーナリング速度を上げると、ヒラヒラ舞うような不安定感が生じてしまうのだ。非舗装路でも路面に対する接地感が薄い。おそらく強めの制御と運転している人の感性が合わないのだろう。もう少しサスの粘り感とステアリングの手応えが伝われば、乗りやすさが得られる気がする。
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編集協力:株式会社キューブ |
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主要諸元 |
ステージアAR-X FOUR
4WD マニュアルモード付5速AT |
全長×全幅×全高(mm) |
44800×1790×1550
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ホイールベース (mm) |
2850 |
車両重量(kg) |
1720 |
エンジン型式 |
VQ25DET |
総排気量 (cc) |
2495 |
最高出力(SAE NET)
(kW[ps]/rpm) |
206(280)/6400 |
最大トルク(SAE NET)
(N・m[kg-m]/rpm) |
407(41.5)/3200 |
燃料タンク容量(L) |
80 |
10・15モード燃費(km/L) |
8.8 |
サスペンション(F/R) |
マルチリンク/マルチリンク |
タイヤサイズ |
225/55R18 |
価格(万円)※消費税込 |
373.8 |
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日産 ステージア
自動車カタログ |
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