トヨタの考える新型最上級ミニバンとして、「アルファードG」「アルファードV」が発表された。アルファードGは全国のトヨペット店、アルファードVは全国のトヨタビスタ店を通じ5月22日より発売される。CMには国際的映画俳優のジャン・レノ氏を起用、発表会にも応援に現れた。
エクステリアでは、大型フロントグリルとボリュームのあるバンパーで、トヨタらしい存在感をアピール。駆動方式にはFFを採用し、低床化と高い室内高によるクラス最大級の室内空間を実現。インテリアでは、高級サルーンを意識してデザインされ、夜間走行時に使用する間接照明も装備されている。エンジンは3.0LのV6(最高出力162kw(220ps)最大トルク304N・m)と2.4L直4の2種類。10・15モード燃費は8.6〜9.7km/Lとクラス最高レベル。一部車両を除いて国土交通省「超-低排出ガス車(U-LEV)」[★★★]認定を受けている。
上位グレードを中心に(標準もしくはオプション)、業界初のリモコン操作だけで開くパワーバックドア、車線を監視して警告するレーンモニタリングシステム、暗視機能付きバックガイドモニター、見通しの悪い交差点で便利なブラインドコーナーモニター、ビルトインETCユニットなど最先端の運転支援システムが設定されている。
昨日発表となったエルグランドと比べ、エンジン(エルグランドは3.5LのV6)といった違いはあるものの、1ランク安めの価格設定も魅力。
強烈な個性を持つ「エルグランド」に、トヨタらしい上質感を演出する「アルファード」が真正面から対決を挑んだ。このボーナス商戦は、最上級ミニバン対決がどうなるか、今から興味津々だ。
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