1997年の発売以来、最上級ミニバンのトップシェアを走り続けている日産「エルグランド」が、フルモデルチェンジした。全国の日産Red
Stage、Blue Stageの両系列で発売される。
まず目につくのは、圧倒的な存在感のエクステリアデザイン。二段構成のフロントグリル&ヘッドランプと張り出したフロントフェンダーと一体化したドアミラーが特徴的だ。
パッケージングでは、室内長・幅・高、シート間寸法全てを拡大し、従来より一回り大きく、後席に行くほど着座位置が高くなるシアターレイアウトの採用など、乗員全員が快適であることを熟慮されている。
シートレイアウトでは、新開発のセカンドマルチセンターシートの活用で多彩なシートアレンジが可能。通常はベンチシートだが、大型アームレスト、回転対座時のテーブルなど、さまざまな変化を見せる。
新型マーチから始まったIT装備も満載。上位グレードにはカーウイングス対応のDVDナビが標準装備。インテリジェントキーやイモビライザーも標準装備されている。
エンジンは定評のあるV型6気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力177kW(240ps)、最大トルク353N・mとパワフルな走りを実現。国土交通省「超-低排出ガス車(U-LEV)」[★★★]認定を受け環境性能も万全。デザイン、装備、走行性能・・・あらゆる面で大きく成長した「エルグランド」。22日にはトヨタの最上級ミニバン「アルファード」も発表される。夏のボーナス商戦に向け、最上級ミニバンカテゴリも目が離せない。
|
|
|