3代目となる新型マーチ。開発コンセプトは「ユーザーフレンドリーを追及した、おしゃれな新世代コンパクトカー」。丸みのあるエクステリアデザイン。丸型ヘッドライトが並んだフロントマスクは特徴的だ。インテリアはオーソドックスだが、素材や雰囲気等、コンパクトカーとは思えない上質感が魅力。室内空間や視界も広く感じられる。カラーは外観が12色、内装も3色とデザイン性も重視。"マーチらしさ"を残しながら、まったく新しいマーチとして生まれ変わった。プラットフォームは次期ルノー・クリオ(日本名ルーテシア)との共有が予定される。
エンジンラインナップは1.0L、1.2L、1.4Lの3種類。形式はすべて直列4気筒DOHCで、いずれも「平成12年基準排出ガス75%低減レベル」を実現し、「超-低排出ガス車」の認定を取得、さらに2010年度燃費基準を達成。また、最大6つのエアバックシステムで高い安全性を実現している。
グレードにより標準/オプションで装着の「インテリジェントキー」は、キーレスでドアの開閉およびエンジンの始動/停止まで出来る優れもの。また携帯電話を経由してメールや道案内などのドライブ情報コンテンツに音声でアクセスできる日産情報サービス「カーウイングス」もオプション設定している。
新車登録台数で年間王座を狙うフィット。そしてヴィッツ。新型マーチの参入により、コンパクトカー市場はさらなる激戦区となる。 |
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