ピーシーアイ株式会社は7日、英国の名門ケーターハム社及び、ファービオ社より、ケーターハムスーパー7、ファービオGTSシリーズを輸入販売すると発表した。
ケーターハムスーパー7はRoadsport200、Roadsport300、Superlight300、Superlight400、Superlight R500、CSR350の6モデルを用意。
「ケーターハムの狙いはクルマ本来の楽しみをより多くの方へアピールすることだ。トランスポーテーションとしての価値だけではなく、クルマを持つ楽しみを提供していきたい。」と語るのは、ピーシーアイ株式会社の相原聡代表取締役社長。「ミニバン、軽自動車に占領される日本のマーケットに、こういったダイレクトにクルマの面白さを実感できるクルマを訴求していきたい。情勢は厳しくてもこのようなホットなクルマをたくさん披露できればと考えている。」と、コメントを残した。
イギリス人の中でも多くのファンを持つケーターハム。本国では、一度試乗するとその走りに魅了され“試乗=購入”の方程式が確立しているほどだという。中でも、Superlight R500(Ford製2Lエンジン:263ps、0-100:2.9秒、\7,350,000)は、イギリスBBC放送の番組“TOP GEAR”でのサーキットトライアルで、あのブガッティ・ヴェイロンよりも速いタイムを叩き出した持ち主。番組MCのリチャード・ハモンド氏は「3万6,000ポンドのケーターハムは、100万ポンドのブガッティ・ヴェイロンより速い!最高のクルマだ!」と絶賛したという。それだけ走りに関して、高い実力の持ち主であるということは言うまでもない。
尚、1月9日(金)より幕張メッセで開催されるオートサロン2009には、CSR200を出展する予定だという。この機に最新のケーターハムと、その52年のブランドの歴史を肌で感じ取ってみてはいかがだろうか。
一方、ファービオはGTS、GTS350、GTS400の3モデルのラインアップを用意する。
ファービオは英国最新鋭の技術を盛り込んだ、云わば名立たるスーパーカーに肩を並べる存在。その中身はラグジュアリーカーとしての性質を持たせつつも、スーパーカーに相応しい怒涛のパフォーマンスを発揮するという内容だ。最上クラスのGTS400に搭載されるエンジンは3L(6MT)の415ps、最高速度は297kmを叩き出すモンスターユニット。その性能はオールカーボンボディという、1t強の超軽量ボディにより発揮されるものだ。1tボディに3Lエンジン。まさに強烈な走りを見せてくれるに違いない。価格は14,700,000円−18,480,000円。まさしく次世代スーパーカーの日本上陸である。
イギリスという、ヘリテイジとイノベーションが融合した国で誕生したケーターハムとファービオ。2009年1月7日、ピーシーアイより新たなスタートをきった。 |