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メルセデス・ベンツ GLKクラス デビュー |
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メルセデス・ベンツは、SUVラインナップに新たにGLKクラスを加え、24日より全国メルセデス・ベンツ正規ディーラーを通じて販売することを発表した。GLKは2008年6月よりヨーロッパ内で受注を開始し、僅か3ヶ月で25,000台を突破。そして10月18日よりヨーロッパ各国への配車も開始しているモデルである。
GLKの特徴は、街乗りからオフロードまで、その仕様を気軽にチェンジできるのが最大のポイントだ。GLKは全長4,530mm×全幅1,840mm×全高1,685mmと、他のインポートSUVと比較しても若干ミニマムなボディサイズとなる。ちょうどMクラスの一回り小さいサイズだ。このボディサイズを活かしてのアクティブな走破性と使い勝手に、GLKの大きな魅力がある。グレードは、GLK300 4MTICS のみで、価格も6,750,000万円としている。実は輸入車プレミアムSUVセグメントで、もっとも販売台数を伸ばしている価格帯は、550万〜750万円であり、この新型GLKも上手くその中に分け入ってきたという感じだ。
ちなみにお伝えしておくが、このGLKクラスのハンドルは現時点では左のみの設定となっている。実際、独・ブレーメンの生産工場でもGLKの右ハンドル車の製造は行っていない。しかし、日本やイギリスからは、既に右ハンドル設定の要望が高く、今後導入する可能性はあるとしている。
一方、メルセデスの次期型パワートレインに関して、既存するディーゼルをはじめ、ハイブリッド、ブルーテックと、日本導入に向けての活発な動きも示唆した。日本導入の際はまずMクラスからのデモンストレーションとなり、その後順次各モデルへ拡大させて行く方針を明らかにした
。
依然厳しい自動車市場だが、インポートプレミアムSUVのカテゴリーも、昨今のダウンサイジングの流れへとシフト転換が始まっている。この先、SUVのミニマム化は、功を奏すのか。自動車業界全体からも注目が集まる。 |
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ボディサイズは、全長4,530mm×全幅1,840mm×全高1,685mm、ホイールベースは2,755mm。 車両重量は1,860kg。
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3L V6エンジン(最高出力231ps/最大トルク30.6kg・m)を発揮。トランスミッションは、7速ATを設定。10・15モード燃費は、9.0km/L。
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操作しやすいスイッチ類や、長時間ドライブでも疲れないシートなど、人間工学に基づいての設計。上質のくつろぎ空間を提供する。 |
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今回の発表会では、試乗も兼ねて開催。 |
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Mクラスのマイナーチェンジも発表。パドルシフト付4スポークステアリングホイールや、地デジ機能付きHDDナビ+音楽録音機能付きのCOMANDシステムを搭載。遠隔キー操作が可能なキーレスゴーを装備した。 |
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