三菱自動車(株)は17日、トールボーイサイズ軽自動車のパイオニアである新型「トッポ」を発表した。近年のトールボーイサイズ軽自動車の需要は大きく、軽自動車をラインアップに構えるメーカー各社はこぞって新型の登場に躍起になっている状態である。
1990年のミニカトッポ以来、三回のフルモデルチェンジを遂げたトッポは、二代目より5年振りのお色直しで登場。今回のトッポのポイントは、“従来より受け継ぐ、そのトールボーイサイズを活かした広い室内空間とユーティリティな機能性”、そして“安定した走行性能”、最後に“女性が喜ぶ便利装備”の3点としている。
主にバリバリ働く女性像を意識して開発が進められたという新型トッポは、「外でアクティブに行動する女性は、車内でも自由自在に使える空間パッケージを必要としている」と考え、軽自動車クラス最大を有する1,430mmの室内高スペースを思うままに使っていただこうする狙いが込められている。その女性を意識した装備とは、夜間でも安心して乗り込める“運転席ドア限定アンロック機能付マルチモードキーレスエントリーシステム”をはじめ、UVカットガラスに、多彩な収納ボックス、そして嫌な臭いをとる消臭天井など、安心・快適装備を搭載している。
会場には、明日から始まるトッポのCMに出演予定の、現在NHK大河ドラマ「篤姫」で活躍中の女優・宮崎あおいさんが駆け付け、トッポの印象や、クルマと地球がこれから共存してゆくためにはどうしたらよいかなどのトークセッションも行われた。
宮崎さんは「色々使えるクルマってやっぱり魅力的です。ただ走るだけのものではなく、トッポのように家族や多くの人に愛されて必要とされるクルマって素敵だと思います。だから自然と地球にも優しく接せられるそんなクルマがこれからたくさん増えてゆくことを願っています。」と述べた。
また、同時に、内外装をドレスアップしたエアロ仕様のROADESTをラインナップするとともに、バックドアから車いすのままで乗降車可能な「車いす仕様」などの福祉車両「ハーティーランシリーズも併せて発売する。 |