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TTに待望のトップモデル上陸 |
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アウディは2日、クーペシリーズであるTTのフラッグシップモデルとして、“TTS”を導入、本日より発売すると発表した。
アウディ TTSは、TTSクーペ専用の2.0TFSI(ガソリン直噴ターボ)エンジンを搭載。ミッションは好評のSトロニック デュアルクラッチトランスミッション、そしてボディにはアルミ・スチールのアウディスペースフレームを採用するなど、こちらも近代アウディの最高水準技術を一挙に集約したクルマに仕上げている。
アウディの各ラインナップのスポーツモデルに冠せられる“S”という称号は、アウディが誇りと称するレーシングDNAを盛り込んでいる証。ちなみにTTモデルに“S”という称号を与えたのはこれが初めて。従来のプレミアムコンパクトスポーツカーTTに、さらにパワフルでアクティブな、興奮する走りをもたらしてくれるという期待がそこにあるというわけだ。
現行TTの2007年の販売台数は、日本国内で3,238台をマークしており、これは強豪ドイツ産スポーツクーペセグメント3車と比較してもダントツのトップを行く数字だ。また、2008年上半期の販売台数状況も1,716台と、こちらも既に他を大きく引き離す結果となっている。TTはこれらライバルに対して、エンジンパフォーマンスや環境性能に劣る点は見当たらず、商品面でライバルよりかなり優勢なポジションを築き上げているのだ。
ちなみに今回のTTSは、0-100km/hは5.2秒、燃費はリッター10.8km/L、CO2排出量は226.7g/kmと、これら数字が示すように、走りと環境性能のパフォーマンスが相互に進化を主張する結果を生み出していることがわかる。さらに今回、このTTに2.0TFSIクワトロが追加。従来の2.0TFSI(FFモデル)の装備及び価格面の見直しを図っていることもお伝えしておく。
2008年は「Year of Audi」。年頭の新型A8/S8の発表からすでに今回のTTSを含め、6つの新型モデルを投入しているアウディ。2008年内はさらにもう1車種、新モデルがラインナップに追加される可能性があるという。
自動車業界全体が販売台数等で落ち込みを見せる中、アウディは唯一、1月〜7月期において、前年比4%アップを見せる。真のプレミアムという言葉を昨今多くの人達が理解し始めている中、それを今最も象徴し、先進性を常に発信し続けるメーカーは、アウディなのかもしれない。
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ボディサイズ:全長4,200×全幅1,840×全高1,380(mm)
ホイールベース:2,465mm
車重:1,470kg |
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エンジン: 2.0L(1,984cc)ガソリン直噴直列4気筒2リッターDOHCインタークーラー付ターボ
【最高出力200kw(272ps)/6,000rpm】【最大トルク350Nm(35.7kgm)/2,500〜5,000rpm】。 |
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6速Sトロニック デュアルクラッチトランスミッション。駆動方式は、フルタイム4WDシステム「クワトロ」。 |
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リヤマフラーは、2×2エグゾーストテールパイプ。
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左ハンドルのみのTTSのインテリア。 スポーティ感と高性能が調和する内装は、アウディが得意とするデザインだ。 |
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TTS専用デザインを採用した、18インチスポーティアルミホイール。 |
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LEDポジショニングライトを採用したヘッドランプ。 |
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スポーティ感が増すアルミフットペダルを採用。 |
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