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高級3列シートミニバンがフルモデルチェンジ |
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トヨタから、新型アルファードと、新型車ヴェルファイアが発表された。2002年5月、グランビアの後継的な位置づけで誕生したアルファード。今年で誕生から6年目を迎え、初のフルモデルチェンジを行った。アルファードは初代より、ミニバン最高峰クラスとして、日産 エルグランドと肩を並べて頂点に君臨してきた、正真正銘のラグジュアリーである。その高貴な佇まいとフラッグシップセダン顔負けの豪華な作り込みは、当然、先代以上に洗練された形を我々に披露。他を寄せ付けない、気高いオーラを放っていた。
一方、新型車として登場したヴェルファイア。「THE POWER LUXURY」を謳うフォルムからは、力強い印象を持った新たな個性を感じる。フロントフェイスのデザインには、誰もが一瞬息をのむのではないだろうか。
最大の特徴であるインテリアには、もはや「開放的な室内空間」だけでなく、車の粋を超えた最高のゲストスペースが用意されている。
具体的には、室内長を先代より75mmも拡大。フロント、セカンド、サードシートと、確実に足元の余裕を感じられる造りとなっている。セカンドシートには、大きなヘッドレストとアームレストを備えた「エグゼクティブパワーシート」(7人乗り車のみ)を装備。オットマン付きの、ファーストクラスさながらの、ラグジュアリーシートが用意されている。さらに、「LED室内間接照明」による快適な夜間飛行を思わせる演出は、我々を楽しませてくれる。また、竹繊維を用いたスピーカー「トヨタプレミアムサウンドシステム」は、合計18個のスピーカーが、圧倒的なサウンドを提供する。
エンジンは、新搭載のV6 3.5Lと2.4Lエンジンの2タイプ。V6 3.5Lエンジンは、6 Super ECTを、2.4LエンジンはSuper CVT-iが組み合わされる。先代より格段に向上したパワーある走りとハンドリングは、まるでレクサス LSをミニバン化したようだ。燃費に関しても、3.5L車は先代の3.0L車に比べ約7%、2.4L車では約20%も向上している。
会場には、女優の釈由美子さんが登場。アルファード及びヴェルファイアの気品ある佇まいに合わせて、豪華絢爛な衣装で登場。報道陣からの注目を浴びていた。
価格は、アルファード/ヴェルファイアともに、\3,000,000〜\4,689,000。2.4L 4WD車は、8月1日より販売開始の予定である。 |
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ボディサイズは以下の通り
・アルファード350G/ヴェルファイア3.5Z
(全長4,850×全幅1,830×全高1,890)
・アルファード350S/ヴェルファイア3.5V
(全長4,865×全幅1,840×全高1,900)
・アルファード350X/ヴェルファイア3.5X
(全長4,850×全幅1,830×全高1,890) |
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若々しく、個性的なスタイリングの新型ヴェルファイア。 |
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動くリビングさながらの洗練されたインパネ周り。センタークラスターでは、金属分子を真空中で付着させるスパッタリング工法を用いた金属加飾などが用いられている。 |
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ついに、車の“くつろぎ”もここまで来たかと思わす、まさに究極のおもてなしシート。座った瞬間の心地良さが、見るだけで想像できてしまう。 |
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V6 3.5L(最高出力280ps/最大トルク35.1kg・m)。 |
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2.4L(最高出力170ps/最大トルク22.8kg・m)。 |
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落ち着いたライティングは、セカンドシートからサードシートまでを優しく照らしてくれる。夜はムード満天なスペースへと変貌を遂げる。 |
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開発チーフエンジニア:中越裕三氏
「ユーザーのニーズは確実に広がりを見せている。その多様化した要望に応えるべく、ラインナップを充実させ、新たな顧客獲得を目指している。アルファードとヴェルファイア、名前を分けて車別化したのも、こういったユーザー各々の声に応えるためである。」と、コメントを残した。 |
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