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メルセデス・ベンツ 新型Cクラス ステーションワゴン発表 |
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メルセデス・ベンツは、7年振りのフルモデルチェンジとなる、新型Cクラス ステーションワゴンを発表した。1代目、2代目と販売台数を順調に拡げてきたCクラス。昨年投入された新型Cクラスセダンは、6月のデビューから2008年3月まで、述べ1万1千台の好調な販売を記録し、さらには2007年度のインポート・カー・オブ・ザ・イヤーをも受賞するなど高い評価を得てきた。ここへ来て新型Cクラス ステーションワゴンを投入したのも、Cクラスの充実度を計る一方、新たなCクラスワールドの魅力を提示する構えを示していると言える。
新型Cクラス ステーションワゴンは、全長を+50mm、ホイールベースを+45mm拡大することで、先代よりもさらに広い室内空間を実現。ラゲッジルームに至っては、クラス最大の荷室面積を誇るパッケージングを実現している。しかしそれらを延長させた分、全幅は1.8m以下、全高も1.5mに抑え、非常に扱いやすいボディーサイズを披露しており、より多くの購入層に指示されるポイントとなりうる。
エクステリアデザインに至っては、まず目に付くのが、従来の丸みを帯びたCピラー及びテールゲートが、今回の新型になり、角度を立たせたリヤエンドをまとっていることだ。これにより、なんともワイドで、安定性を感じさせるボディーラインがそこにあり、新しいメルセデス・ベンツのデザイン要素を感じさせてくれる。それはスポーティとエレガンスの絶妙な融和を垣間見せる格好となっており、メルセデス・ベンツ独特のコンセプトが深く根づいている証拠だと感じさる。また、非常に気品を感じさせてくれるフロントマスクは、エントリークラスだと感じさせない重厚な雰囲気を醸しだしている。
メルセデス・ベンツ日本のハンス・テンペル社長は「この新型Cクラス ステーションワゴンは、Cクラスファンではない人達も虜にさせる魅力を持っている。つまり他の用途も求める“欲張り”な人達も、きっと満足していただけるはずである。」と述べ、新しいCクラスのスタンスを披露してくれた。
ラインナップは、AMG仕様も含め6タイプを設定し、価格は¥4,530,000(C200コンプレッサー)〜¥10,500,000(AMG仕様)としている。
ターゲットは30代から40代のファミリー層で、尚且つアクティブな人達としている。装いを新たにしても、メルセデス・ベンツの息づかいを感じさせる存在は、実に素晴らしいと感じさせられる一台である。 |
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