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トヨタが想像した新型自由サルーン登場 |
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マーク・ブランドに初のミニバンスタイルのキャビンが誕生した。トヨタは26日、セダン、ミニバン、ワゴンと、3つのフリースタイルサルーンを有する新型車“マークXジオ”を発表した。日本セダンの代表格でもあり、自動車市場を常に沸かせてきたマークU/マークX・ブランドの最新バージョンとして投入されたクルマである。ちなみに“Zio”とは、「Zoon in one」の頭文字を取り、“さまざまな空間をひとつに凝縮”の意味が込められている。
マークXジオは、新たな大人のライフステージに上質な感性のアクセントを加えようとする創造から誕生した、独立4座+カーゴスペースの自由アレンジが可能な、まったく新しい4+Freeという新スタイルがウリだ。
エクステリアは優雅な丸みを帯びた伸びやかなシルエットと、特徴的なフェンダーRと直線を繋げたサイドキャラクターラインが目を引く。個性的な押し出し感の強いフロントマスクとスッキリとしたリヤビューも印象的だ。
インテリアは“自由空間”というだけあり、4名乗車時には、デュアルトノボードでラゲージと居住空間を仕切りって「セダンモード」に。6名乗車時には、ラゲージ下部に格納されている3列目シートを起こして「ミニバンモード」に。さらには、デュアルトノボードとトノカバーをは外して「ワゴンモード」にと、多彩な室内アレンジで色々な状況に応じてくれるのが魅力だ。
エンジンはマークXからのDNAをしっかりと受け継いでおり、強靭なトルク感を得られるV6 3.5Lと、最高出力120kw(163ps)6,000、最大トルク222N・m(22.6kg・m)4,000の直4 2.4L(VVT-i)の2種類を設定。全車にヒルスタートアシストを標準装備し、4WD全車にはS-VSC+アクティブトルクコントロール4WD協調制御を採用している。
安全装備も充実しており、プリクラッシュセーフティシステムや、レーダークルーズコントロール、そしてインテリジェントAFSやインテリジェントパーキングアシストと言った、高度な先進技術が装備されている。
このパッケージング内容で、エントリーモデルは2,560,000円(240 2WD)、上は3,330,000円(350G)というプライスラインナップはお買い得と言える。しかしこの新型パッケージをマーク・ブランド内で展開することが、どれだけ支持層を呼び込めるのか。トヨタは月販台数4,000台を目標とし、またで3ヵ月間で20,000台にもチャレンジしたいと話している。
大いなる新しい自由空間を提唱した新型車“マークXジオ”。未知なる快適空間は、要“マーク”である。 |
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印象的なセンタークラスターから、左右へと優雅なアーチ状曲線でコックピットを包み込むように流れる曲線美を持つインパネデザイン。ステアリングは4本スポークタイプと、優雅ながらもスポーティで締まった印象を与えている。 |
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立体的な陰影による深みのある照明。センターディスプレイでは現在の車の状況をシンプルに表示。これらにより、視認性の向上と先進感を与えた先鋭なコックピットを演出している。 |
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V6 3.5L(Super ECT)は、最高出力206kw(280ps)/6,200r.p.m、最大トルク344N・m(35.1kg・m)/4,700r.p.m。全域での力強いトルクと優れた燃費性能を発揮する。 |
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V6 3.5L(Super ECT)は、最高出力206kw(280ps)/6,200r.p.m、最大トルク344N・m(35.1kg・m)/4,700r.p.m。全域での力強いトルクと優れた燃費性能を発揮する。 |
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ミニバンモードの6名乗車時にラゲッジ下部から簡単に引き出せる。やはりいざという時に重宝するアイテムだけに外せない。 |
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居住空間と荷室を隔てる仕切り。マークXジオの鍵となるツールである。使用してセダンモードに、外してミニバンモードやワゴンモードにと、アレンジが可能。 |
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スタイリッシュでまとまったリヤフェイス。余計なキャラクターラインがないシンプルなデザインで、フロントフェイスとマッチしている。開口部も広く荷物の出し入れもし易い。 |
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