|
|
2BOX+SUV+FASHION!! |
|
|
トヨタは30日、フルモデルチェンジした新型イストを発表した。
初代イストからの、上質でお洒落なコンパクトカーのイメージは踏襲しつつ、新たに「NEW STYLE NEW POSITION」をテーマに加え、先進性や個性を重視する、団塊ジュニア世代の感性に響くクルマを追求した。
新型イストのパワートレインは、初代の1.3Lを廃止し、新たに従来の1.5Lに燃費と加速性の向上を狙い、SUPER CVT-iを組み合わせた1NZ-FEエンジンと、4WDも設定されるVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)を搭載した、豊かなトルク特性を持つ1.8L 2ZR-FEエンジンの2種を用意した。「力強さ・躍動感を兼ね備えることで新しい価値を提示する」とトヨタは言う。
デザインはトヨタデザインの理念である”VIBRANT CLARITY”(活き活き・明快)に基づいて開発された。
エクステリアは、4m未満のコンパクトな全長と、3ナンバーサイズに拡大した全幅を組み合わせた独創的なフォルム。このボディー拡張により、SUVを思わせる力強さと躍動感を追求し、コンパクトなクロスオーバースタイルを実現したと同時に、ゆとりのある室内空間を可能にした。サイドビューは、ショートボディーにして重厚感たっぷりの逞しさを感じながらも、タイヤとホイールフレアの間隔を狭くしたことにより、引き締まった印象も受ける。フロントマスクは初代のスマートなフェイスに比べ、新型は押出し感の強い男らしさというのか、野性的な印象を感じる形状になっている。
またインテリアは、SPORTY&STYLISHをテーマにレーダーモニターをイメージさせるコンセントリックメーターや、滑らかで優美的な曲線を描く形状のフローティングセンタークラスターを採用し、上質感漂う優雅さと軽快感を演出している。
現代の若者の、新たなファッション感覚を匂わせる面白いデザインセンスでまとめらており、云わば「斬新なアートカー」である。
「所詮コンパクトカー、されどコンパクトカー」時代を捉えるイストのコンセプトは、無限に拡がるクルマのひとつの方向性を示す上で、重要な役割となるであろう。
コンパクトカー市場にとって新たな火種役となりうる、この新型イスト。
乗って走ることが楽しくなる。そんなクルマの登場だ。
|
|
|
|
迫力のあるフロントマスク。
野性味のあるヘッドライトは躍動感を感じる。 |
|
|
発進・加速・燃費に優れたイストのエンジン。 |
|
|
タフでボリュームのあるフォルムは、頼れる小さなボディービルダーの様。 |
|
|
レーダーモニターをイメージしたコンセントリックメーターは、Will-VS同様、未来を感じるデザインテイスト。 |
|
|
優美的な滑らかなフローティングセンタークラスターは、見る人を魅了するまさに斬新なデザインパフォーマンスだ。 |
|
|
|
|
|