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AT導入により、新たなユーザー層へアピール |
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マセラティのフラッグシップモデルであるクアトロポルテ。今回、新たにオートマチックトランスミッションを搭載したモデル「マセラティ
クアトロポルテ オートマッチック」の発表会が明治神宮で行われた。クアトロポルテは、2003年の発表以来、世界で9,000台の販売実績を誇り、28もの賞を受賞したマセラティを代表するモデル。オートマチックトランスミションを導入することにより、今まで獲得できなかったユーザー層を取り込む。
先のデトロイトショーでワールドプレミアされた「マセラティ
クアトロポルテ オートマチック」。ハイライトは、やはり新開発の6速オートマチックトランスミッションの導入。ドイツのZF社がマセラティ社のために特別に開発したというこのトランスミッションは、20種類のシフトパターンがプログラムされ、低速域からV8エンジンのパワーを存分に引き出す。エンジンはウェットサンプ式潤滑システムを導入した新型エンジンが搭載される。重量バランスは、フロント49対リア51とし、グリップ力・加速力を向上。ホイールベース内に重量のあるメカニカル類を集中させることにより、操作性・ハンドリング性能を実現する。
ターゲットは、メルセデス・ベンツ Sクラス、BMW 7シリーズ、アウディ A8といったプレミアムモデルに乗るユーザー。それらのモデルが持つ、運転のしやすさや快適性をオートマチックトランスミッションの導入により解決し、ピニンファリーナによる上品なスタイリングや質感・存在感で上回ることで顧客を獲得。女性ユーザーをはじめとする、マセラティに興味を持ちつつも、ATがないことで断念していたユーザーにアピールする。
日本での車両本体価格は、
・マセラティ クアトロポルテ オートマチック 14,140,000円
・マセラティ クアトロポルテ エグゼクティブGT オートマチック 15,820,000円
・マセラティ クアトロポルテ スポーツGT オートマチック 15,400,000円
となる。デリバリーは3月より開始予定。
またジュネーブショーで登場する新型クーペ「グラントゥーリズモ 」をはじめ、今後導入するモデルにオートマチックトランスミッションを順次採用。製品の強化とシェアを拡大していくとしている。
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オートマチックギアボックスは、ドイツのトランスミッション開発のエキスパートであるZF社と共同開発。7,200回転のレブリミットを実現し、最高速度は270km/h、0〜100km加速は5.6秒というパフォーマンスを発揮。 |
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ウェットサンプ式潤滑システムを導入し進化したV8エンジン。最高出出力は295kW(401ps)/7,100rpmを誇る。 |
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サスペンションシステムは、フロント・リアともにバブルウィッシュボーンを採用。4輪全てに大径ベンチレーテッドディスクとアルミ製4ピストンキャリパーを装着し、圧倒的なロードホールディング、ハンドリングや快適性、安全性を備える。 |
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クアトロポルテ オートマチックには、フロント&リア シートヒーター、リア・パークセンサー、アルパイン製ナビゲーションシステム、5連CDチェンジャーが標準装備となる。 |
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2色のボディカラー(グリージョ・グラニートとブル・オチェアーノ)とウッド素材タンガニアを追加。またデュアルゾーンカラーインテリアの選択が可能となった。 |
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