新型アウディ
TTの日本初公開イベントが開催された。
これまでアウディの日本での新型車発表イベントは、増上寺や国立近代美術館、日本科学未来館、国立競技場など、意表をつくユニークな空間で行われ注目を浴びてきた。
今回、新型アウディ TTのために用意された場所は、2007年1月に開館予定の国内最大規模の美術館である「国立新美術館」。建築家・黒川紀章氏により設計されたこの先進的な舞台の第1号展示として、2代目となるアウディ
TTが披露された。
デザインは、新世代アウディの象徴である“シングルフレームグリル”の採用やシャープな造形のヘッドライトなど、初代の斬新なデザインコンセプトを継承しつつ、より先進的でスタイリッシュなものへと生まれ変わった。ボディには、アルミとスチールという異素材を組み合わせた「AFSスペースフレーム構造」を採用。フロント側60%をアルミ、リア側30%をスチールとし、理想的な重量配分とスポーツカーとしての走りに不可欠である軽量化・ボディ剛性を高めている。また、足回りには可変ダンパー「アウディ
マグネティック ライド ダンパーシステム」を設定。走行状況やドライバーの好みにあわせたダイナミックな走りを可能とする。
エンジンは、200psを発生する「2.0L
4気筒 TFSIターボユニット」と250psを発生する「3.2L V6エンジン」の2種類。トランスミッションには、ダイレクトなシフトチェンジを可能にする「6速
Sトロニック」が組み合わされる。
価格は、前輪駆動の「TT Coupe 2.0 TFSI」が、\4,400,000(税込)、クワトロ・フルタイム4WDシステム搭載の「TT Coupe3.2
クワトロ」が、\5,740,000(税込)。 |