レクサスブランド立ち上げ時から何かと話題のレクサス LS。今年に入りデトロイトショー以降、各モーターショーで公開され、そして今月中旬開催予定のニューヨーク国際モーターショーではハイブリッドモデルが出品される。この新型LSが本日、日本で発表された。
エクステリアは、ロングキャビンのプロポーションに流れるような面変化で構成。きめ細やかな配慮で、乗る人全員をもてなすインテリアは、どこに座っても心地よい。シート表皮には滑らかなファブリックと最高級の本革を設定。センターコンソールには本木目をあしらい、4色ある室内色いずれにも調和がはかられている。ロングホイールベース仕様は、後席が120mm延長する。
LSの特筆すべき点はエンジン。V8 4.6Lエンジンは17年ぶりに全体を一新。「筒内直接噴射」「ポート噴射」の2種類の噴射方式を併用するD-4Sを採用。新開発の電動可変バルブタイミング機構をはじめ、様々な先進技術を採用している。また、これに組み合わされるのが、世界初の「8速AT」。最適なギヤ段とエンジントルクを同時に制御する最先端の電子制御技術の採用により、いままで以上のシームレスで洗練された加速と静粛性などが展開される。
「LS600h」「LS600hL」と名付けられたハイブリッドモデル。LSは新しい時代のプレミアムカーの創造というだけに、このモデルの動力性能には、V8 5.0L+高出力モーター、大容量バッテリーと組み合わされる。V12エンジンレベルに匹敵する動力性能を実現する。
これがレクサスのフラグシップカー「LS」。発売は9月の予定である。
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