三菱から新型軽自動車「i(アイ)」が発売された。エンジンを後輪車軸の前に配置する「リヤ・ミッドシップレイアウト」という、新開発プラットフォームを採用したクルマである。
付加価値の高いクルマを目標に開発された新型「i」。「居住性とデザイン」「居住性と衝突安全性」という二律背反するテーマを克服するため、エンジンを車体後部の後輪車軸の前に置く「リヤ・ミッドシップレイアウト」を採用。良好な前後重量配分や、拡大されたホイールベースなどの相乗効果により、優れた操縦安定性を実現。「未来的で上質なスタイリング」「軽快なハンドリングと快適な乗り心地」「全方位からの優れた衝突安全性」という3つの革新を、軽自動車という極小サイズにもかかわらず、具現化している。
エンジンは3B20 MIVECインタークーラーターボ。完全新設計の3気筒エンジンは吸気側連続可変バルブタイミング機構(MIVEC)とインタークーラー付ターボエンジン搭載車でありながら、平成17年排出ガス基準50%低減レベルと平成22年度燃費基準を達成している。ちなみに、10.15モード燃料消費率は18.4km/L(2WD)という低燃費を実現している。
デザインも内容も、今までにない軽自動車なので、発表前から受注も好調とのこと。今後が楽しみな新型軽自動車である。
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