スズキから新型MRワゴンが発表された。「ママワゴン」をキャッチフレーズに、ママと子供たちの日常生活を全面バックアップするクルマとなっている。
「このクルマに乗る人には笑顔のフロントフェイスのように微笑んでいただきたい」というデザイナーの思いから、大型の丸目調フロントライトをはじめ、全体的に丸みを帯びたボディなど、エクステリアは親しみやすいデザインとなっている。
リビングにいるようなリラックスした空間を目指したインテリア。インパネ上部からドアトリム上部にはパイル(繊維)添加樹脂を新採用、シートの素材はソフトな質感を採り入れ、内装色はベージュとマルーンの2色を設定。あたたかみのある風合いと質感の高さを感じさせている。
そのほか、子供を乗せた場合を考えた優しい装備が満載。インパネ上面にエアコンの吹出口(アッパーベント)を軽自動車で初めて採用。風が直接人に向かずに後席に向けて送風されるので、前後席とも快適な空調環境が得られる。また、スズキ初の快適装備として消臭天井&シートを新採用。吸音天井や新世代プラットフォームを採用し、乗り心地や静粛性を向上させ、車内での親の子の会話や子供の安眠を妨げないように配慮されている。
走行面では、電動パワーステアリングのモーター出力をアップさせて操舵力を低減して楽な操作を提供したり、苦手意識の強い駐車作業の緩和になるであろう4.1mという最小回転半径、さらに21.0km/Lという嬉しい低燃費を実現等々。ドライバーへの配慮も、ぬかりなくたっぷりつまっている。
「Mom's Personal Wagon」を開発コンセプトに、新型MRワゴンは、彼女たちのライフスタイルとニーズに応える、やわらかいクルマとなっている。
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