日産が新型高級車「フーガ」を発売した。これは、今までの日産の旗艦車「セドリック」「グロリア」を統一した、高級スポーティセダンである。
エンジンは2タイプ。VQ35DEエンジンは、低回転から高回転まで、フラットなトルク特性と圧倒的なパワーによる、力強い走りを約束。もう1つの新開発のVQ25DEエンジンは、吸排気の高効率化によりレスポンスが優れ、扱いやすい性能と高い燃費性能を実現している。また、いずれについても、アイドリンク時から高速走行時まで、高い静粛性と共に、加速時の心地良いエンジン音を達成している。
従来車に対し変速時間は最大40%短縮され、ショックのないダウンシフトを実現する、新開発のシンクロレブコントロールの採用により、マニュアルモード付フルレンジ電子制御5速ATは、レスポンスの良いスポーティな走りを可能としている。また、新開発アダプティブシフトコントロールは、コーナリングや登降坂時などにおいて、自動的に最適なギヤを選択することで、快適な走りが展開される。
室内は、有効室内長が1880mmというセダントップレベルの広さ。空調は、体へ風が直接当たらない、マイルドフローシステム。さらに前席エアコンディショニングシートは、シートクッションとシートバックから、暖気/冷気が吹き出し、さらにフーガ専用に音場設計されたBOSEサラウンドシステムなど、高レベルな快適性が満載である。
「優美さ」と「ダイナミックさ」を併せ持った、新型高級車となっている。
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