日産が新しいコンパクトカー「ティーダ」を発表した。コンパクトカーといえども、ユーティリティは上級車である。
とにかく広い。有効室内長は大型セダン並で、さらに、後席は240mmものロングスライド機構付。フロントシートは、ティアナとほぼ同じ大きさで、運転席にも圧迫感はない。また、ドアアームレストは、高級車に装備されているものと同質という。席の広さと左右のアームレストで、コンパクトカーにある長距離ドライブ時の疲労感は、緩和されるに違いない。
オプション装備も充実。サイドブランインドモニター、バックビューモニターは、左前方や後方視界などの死角を減らす役目を持つ。センターダイアルと決定スイッチが、回して押すというシンプルな操作のカーウイングス対応TV/ナビゲーションシステムもお勧め。これは10月1日より、24時間年中無休のオペレータサービス及び3年間無料サービスを行うもの。
エンジンは、前方吸気&後方排気タイプの、新開発されたオールアルミエンジンHR15DEエンジン。中低速域トルクと静粛性の向上や、グレードによっては18.2km/Lに及ぶ低燃費が実現されている。
そのほか、塗装についても上級車と同等の品質が施されているなど、新型ティーダは、“上質なコンパクトカー”に仕上がっている。
|
|
|