6年ぶりにフルモデルしたオペル・アストラ。今回導入されるのは、5ドア・ハッチバックタイプ。11月6日から発売される。
サスペンション、ステアリング、ABSやESPなどの各シャシー・システムを車載LANを介して制御し、走行性能を安定させる、IDSシャシーが標準搭載。また、sportタイプには、走行状況に応じて最適なダンピング制御を行う、CDC付のIDS-Plusシャシーを採用。これはコンパクトカークラスでは、初の試みとなる。SPORTスイッチで、CDC設定のほかにステアリングとアクセルペダルのレスポンスが変更され、スポーティ走行が楽しめるようになっている。
サイズは、先代モデルよりも145mm延長された全長、全幅は50mmの拡大。室内においては、ショルダースペースは前席で30mm、後席で20mm拡大、ヘッドルームは後席で40mmも拡大されている。しかし、フロント/リアの絞り込まれたデザインにより、実際よりも短い印象を持たせる。
その他、ウインドウは前後に長く、ドライバーだけでなく同乗者の視界を良好にしている。ランプは、3次元のヘッドライト。エンドランプにおいては、ウインカーとバックランプに半透明のトランスルーセントテクノロジーを採用。高反射性特殊球状ポリマーを素材に埋め込み、全方位に配光が増すようになっている。
導入されるのは、1.8CDと1.8Sport、そして6速MTの2.0TurboSportの3タイプ。2.0は2005年1月以降の納車予定となっている |
|
|