トヨタとダイハツが、国内初の共同開発したコンパクトカーを発表した。トヨタ「パッソ」、ダイハツ「ブーン」として、本日より発売する。 「マイパートナーコンパクト」をテーマに、トヨタの車両企画力と、ダイハツのスモールカー開発技術・生産方法を結集させたクルマである。
「イカツイ&かわいい」をキーワードに、丸みを帯びながらも、タイヤを四隅に配して力強さも備えているエクステリア。インテリアは「シンプル&クリーン」をキーワードに、開放的で清潔感のある室内空間になっている。もちろん、ユニバーサルデザインも取り入れて、機能性も重視。また、ロングホイールベースとワイドトレッドを採用しているため、クラス最大級の室内空間が実現されている。
さらに、「パッソ」のFパッケージには、後部座席に組込み式のジュニアシートを。また、プラスイオンとマイナスイオンを放出する、プラズマクラスターを装備している。そして、キー操作不要のキーフリーシステムも採用されている。
その他、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」を達成し、2WDの1KR-FEエンジン搭載車は、21.0km/Lという軽乗用車レベルの低燃費を実現している。安全面では、トヨタのGOA、ダイハツのTAFの、それぞれの評価基準を満たす衝突安全ボディを採用している。
両車合わせて月販8000台強が目標。軽乗用車&コンパクト2BOX市場の、目玉になるに違いない2台である。
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