フォルクスワーゲンを代表する「ゴルフ」が6年ぶりにフルモデルチェンジした。ゴルフ“らしさ”はそのままに、より洗練されたコンパクトカーに仕上がっている。
エンジンは2.0Lと1.6L。FSI(Fuel Stratified Injection)と呼ばれる新しいエンジンは、燃焼室内に直接燃料を噴射する、ガソリン直噴方式を採用することにより、出力向上と燃費低減をもたらし、排出ガスを削減して環境性能のアップも図っている。また、ミッションは、クラス初のティプトリニック付6速ATが採用されている。
室内は70mm拡大したゆとりの空間。リヤシートは60:40の左右分割可倒式で、全て倒した場合は、1305Lもの容量になる。また、運転席と助手席の温度を独立して制御可能なフルオートエアコン、センターコンソールの後端にもエアの吹き出し口を設けている。
外観は、フロントフェンダーが、ヘッドランプの形状に合わせて盛り上がり、そのヘッドランプは絞り込まれるレンズ形状で、ウインカーランプは下部に組み込まれ、イメージを一新している。また、テールランプは丸形のツインテールランプを引き続き採用している。
伝統を重んじながらも進化したというだけに、誕生から30年経って発表された5代目NEWゴルフは、時代に沿ったスタイリッシュなクルマとして進化し、今回も期待を裏切らないクルマとなっている。発売は6月9日。
|
|
|