新型オデッセイが発表された。特徴は、新開発の低床プラットフォーム。3列シート7人乗りのミニバンスタイルはそのままで、1550mmという低全高スタイル。立体駐車場にも入庫可能な高さなのである。
床下に配置される燃料タンクや、リアサスペンション、排気システムなどの、形状やレイアウトに工夫を施した、低床プラットフォームを実現。これにより、「速い(低重心化による乗り心地とハンドリング)」と「美しい(低全高ならではの流麗なフォルム)」、「広い(低床下による前モデルを上回る室内高)」を、高次元で融合されたクルマとなっている。具体的には、ラゲッジスペース。床面地上高を90mmも下げたので、荷物の積み下ろしが楽。そして、ホイールハウスの張り出しを少なくし、有効荷室幅が拡大している。
また、安全面も強化されている。追突軽減ブレーキ(CMS)と、E-プリテンショナーを前席に装備。さらに、衝突時の、自己保護性能の向上と、相手車両への攻撃性の低減の両立するコンパティビリティ対応ボディを採用している。
さらに、全タイプ国土交通省「超-低排出ガス」もしくは「優-低排出ガス」認定を取得するなど、環境性能にも配慮されている。
外観だけで判断すると、「車高が低くなり、若者向け」の印象も否めない。しかしながら、機能面を見れば、対象の年齢層を限定することなく、利便性も、乗り心地も、誰もがアップしたと思えるクルマとなっている。
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