1983年に発売された、3列シートの「シャリオ」から数えること4代目となる新型「グランディス」が発表された。3ナンバー3列シートの次世代ミニバンである。「世界のわがままGRANDIS」のキャッチコピー通り、出来得る限り、ユーザー側のニーズにこたえているクルマになっている。
「エレガンス」と「スポーティ」の2タイプが用意された上、外観は10色のカラー、インテリアパターンも合計8種類から選択可能。三菱独自のカスタマーフリーチョイスをこのクルマにも採用。各種装備についてもフルオーダー感覚で選ぶことが出来る。
また、シートユーティリティも豊富。助手席のシート下は荷物置きスペースになる。また、セカンドシートはシートバックだけでなく、シートクッションも角度調整が可能。天井に装備した液晶ディスプレイを見るときや長距離ドライブの時も、ゆったりリラックス出来る。サードシートは左右分割床下収納機構を採用。
有効室内長を先代から100mmも拡大。しかしながら、最小回転半径は5.5mと、3ナンバーのミニバンではトップクラスの取り廻しの良さ。
防犯性能として、セキュリティアラームやイモビライザーも装備される。
なお、三菱はグランディスの発表に合わせて「アトムチャリティ」に参加。月間3000台目標にちなんで、1台につき3000円をユニセフに寄付金を贈呈する。また系列販売会社の店舗を中心に募金箱を設置するとしている。
どこを取っても「新生・三菱」を感じる車である。 |
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