ホンダは新SUV「エレメント」を発表した。モチーフはライフガードステーション。アメリカの若者にリサーチし、開発も若いアメリカのスタッフで構成され、企画・開発・生産まで一貫してアメリカで行われた車である。
テーマのひとつが“ルックス”。一目でエレメントとわかるユニークな外観は、バンパーなどに見られるように、随所で力強いデザインが取り入れられている。そんなエクステリアと違い、インテリアはいたってシンプル。水平ラインを基調としたインストルメントパネルは、個性的でありながらも、運転席からの視界を広げている。エレメントのメーターは、腕時計をモチーフデザインしたという独立3眼メーター。レンズ面を3次元で構成し、文字盤は3色、スピードメーターはキロメートル表示とともにマイル表示も併記。アメリカの大地を走っているような遊び心を演出している。
ふたつめのテーマは“ボディ”。センターピラーレスボディ構造に、観音開きのサイドアクセスドア。これらの要素で、心までもオープンにする開放感を実現している。テールゲートは上下分割クラムシェル・テールゲート。荷物の出し入れが容易なほか、ロアゲートは大人2人が腰掛けることが可能。アウトドアシーンに限らず、様々な場面で活躍出来そうである。
最後のテーマは、自由なライフスタイルに応える“ハート”。助手席を倒せばロングボードも積み込み可能な大きなスペース。フロア表面にウレタンコートを施し、シートは拭き取り可能な防水シート表皮を採用など、ユーティリティ機能が充実している。また、多彩なシートアレンジも可能。乗る人数、載せる荷物などに、どう収容するかは使う人自由である。
4WDで4AT。2.4リッター、DOHC i-VTECエンジン搭載。この1タイプのみで259万円。4月18日より全国のホンダベルノ店で発売。 |
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