トヨタは、異業種合同プロジェクト『WiLL』のクルマシリーズ第3弾として新型車「WiLL
サイファ(CYPHA)」を開発、10月21日より全国のトヨタカローラ店、トヨタビスタ店で発売することを発表した。
まず驚くのが、そのエクステリアデザイン。デザインキーワードは「サイバーカプセル」。まるで未来のクルマを見ているような、斬新で力強いスタイリングだ。大胆な立体構成や4つのランプを縦型に並べた4連ヘッドライトが、先進的かつ個性的。ボディーカラーは、ネーミングも独特で、近未来的なKI(キ)をはじめ、鮮やかな彩りのAKA(アカ)、AO(アオ)など、全7色が用意される。インテリアはサークルのモチーフをベースに統一。幾何学パターンやブルーでアクセントをつけたインストが、ブラックを基調としたインテリアにマッチし、未来的なイメージを演出している。
コンセプトは「育てるクルマ」。標準装備される「G-BOOK」は、カーナビ機能に連動して、飲食店や映画、イベント情報をはじめとする最新情報の入手、Eメールの送受信などが可能。地図やお気に入りの情報をどんどん登録して、自分だけのG-BOOKを育てることができる。専用通信モジュールを内蔵し、ワンタッチでネットワークに接続できる。従来の通信ナビやカー情報サービスとは異なり、携帯端末は不要。月550円の定額制で、最大144kbpsの高速通信による情報提供を利用できる。
さらに新たな提案として、ユーザーが携帯電話感覚で月々の走行距離に応じてリース料金を払う「P-Way」、インタネットやEメールを利用して、試乗予約や見積り依頼、質問などができる「ネットカウンセリング」を設定。
WiLLサイファの登場で、デザイン・サービスなど、モビリティライフの未来と新たな可能性を感じた。 |
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