「スタイリッシュSUV」をテーマにした新型ハイラックスサーフは、初代モデルの軽快なイメージに加え、若々しい都会的で洗練されたスポーティなフォルムとなった。フロントには伝統の台形グリルを継承しながら、2本の横バーとマークベースの四角い形状によって、パワフルな印象を強調するとともに、最近のトヨタデザインの特長ともいえる「つり目テイスト」の異型4灯式ヘッドライトを採用し、大胆でスタリッシュなイメージを際立たせている。インテリアは、シンプルにまとめながらも、六角ナットをモチーフとした独立3連メーターを配すなど、機能的かつ広々とした快適な室内空間を演出している。
4WDシステムは、センターデフに新開発の「トルセンLSD」を[採用し、新設計の専用高剛性フレームとあわせて、優れた操縦性・走行安定性を確保。エンジンは、V6・3.4Lと2.7Lのガソリン、3.0Lのディーゼルターボの3種類を設定。V6・3.4L車は「優-低排出ガス(★★)」、2.7L車は「良-低排出ガス(★)」、またディーゼル車は「平成17年燃費基準」をクリアするなど、環境面も配慮されてる。
ライバルであったテラノはいつのまにかフェードアウトし、チャレンジャーやウィザードも姿を消した。そんな中、若者をターゲットにしたスタイリッシュなデザインを身にまとった新型ハイラックスサーフの登場が、この市場に新たな風を吹き込んでくれることだろう。
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